患者の搬送と転院技術
入院中の患者は、ベッドの空き確保や、別の施設でより適切な治療を受ける必要がある場合、他院へ転院することがあります。転院作業を行う看護師や介助者は、患者の安全と健康を守るために、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。
必要な機器
患者が自力でベッドから移動できない場合、看護師や介助者は機械式リフト、車椅子、搬送用ベッドなど、適切な搬送機器を事前に用意しなければなりません。これらの機器は、ドア幅や階段、通路のサイズに合わせて調整可能であることが重要です。機器が不足していると、搬送中に患者に余計な負傷を与える恐れがあります。
搬送用ベッドの準備
転院先で患者がすぐに受診できるよう、搬送用ベッドや点滴バッグ、必要な医療機器は事前に用意しておきます。患者が搬送中に病院の外にいる時間を最小限に抑えることで、治療の中断を防ぎ、スムーズな受け入れが可能になります。
攻撃的な患者への対応
転院時に攻撃的または暴力的な行動を示す患者もいます。過去の行動履歴を確認し、必要に応じて複数名で対応する体制を整えます。場合によっては、拘束具や適切な薬剤の使用、追加の搬送機器を用いて、患者本人および医療スタッフの安全を確保します。
