FDAの超音波使用ガイドライン
超音波技術は、病気や外傷の診断、外科手術時のナビゲーション、胎児の成長・発育のモニタリングなどに利用されます。手持ち型トランスデューサを患者の皮膚に当て、高周波音波を体内の軟部組織や筋肉、臓器に反射させ、その映像をコンピュータ画面に表示します。X線のような電離放射線は放出しませんが、米国食品医薬品局(FDA)は安全性に関する推奨事項を策定しています。
処方による使用
- FDAは超音波装置の使用を処方箋ベースで承認しており、医療提供者は添付文書に記載された適応を確認すべきです。装置は販売が許可されているものの、実際の使用方法についての具体的な規制は設けられていません。
使用頻度の制限
- FDAは超音波自体に既知の健康リスクはないとしていますが、組織温度の上昇やキャビテーション(組織や体液中の小さなガス泡)の発生が起こり得ます。長期的な影響は不明なため、頻繁または長時間の使用は推奨されません。
「記念撮影」画像の回避
- 医療以外の目的で超音波画像や動画を取得することは、FDAが承認していない使用です。胎児への長時間超音波曝露のリスクは不明であり、妊婦が非医療的な超音波検査を受ける際は慎重になるべきです。また、医療外の提供者は規制対象外のため、検査回数や時間に制限がありません。
最低限の露出で使用
- 医療従事者は診断に必要な場合のみ超音波を使用し、可能な限り最低の出力量で正確な診断ができる設定を選択すべきです。
安全性と表示規則
- 米国内で販売されるすべての超音波機器はFDAの承認が必要です。メーカーは詳細な安全基準を満たすとともに、使用方法、清掃・滅菌手順などを記載したラベルを添付しなければなりません。
