汗パッチの使用手順と分析方法

概要

汗パッチは、腕に包帯のように貼付するガーゼパッドで、汗に含まれる化学物質を採取し、検査ラボへ送って分析する薬物検査装置です。主に刑務所の受刑者や仮釈放者の薬物使用を監視するために使用されます。

使用方法

パッチを貼付する前に、上腕部をイソプロピルアルコールで拭き、清潔に消毒します。その後、パッチを腕に貼り、7〜14日間装着します。装着期間中に汗とともに化学物質がパッドに蓄積されます。期間終了後は、テストを実施する機関でパッチを慎重に剥がし、ラボへ送ります。

分析手順

ラボでは、尿検査と同様の免疫測定法でパッチを初期スクリーニングします。薬物が検出された場合、ガスクロマトグラフィー(GC)と質量分析(MS)を組み合わせた詳細分析を行い、具体的な薬物種を特定します。GCは試料を揮発させて成分を分離し、MSは各成分の質量と構造を測定します。

留意点

汗パッチは装着期間が長いため、尿検査に比べて検出ウィンドウが広がり、薬物使用の把握が容易になります。また、貼付・除去が簡便です。一方で、皮膚表面の薬物残留物がパッドに付着すると偽陽性が生じる可能性があります。さらに、適切な訓練を受けていない検査機関では、貼付や除去の手順ミスにより結果が影響を受けることがあります。

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