コンセータ(メチルフェニデート)とデキセドリン(デキストロアンフェタミン)の投与量比較

徐放性(Extended Release)と持続放出(Sustained Release)の違い

「徐放性」と表示された薬は、胃や腸で一定時間かけて徐々に溶解し、血中濃度を一定に保ちます。コンセータは 12 時間にわたり一定の速度で薬剤を放出するよう設計された徐放性製剤です。通常は朝に服用しますが、1 日に 2 回~3 回服用する患者もいます。

「持続放出」と呼ばれるスパンセル(spansule)型のデキセドリンは、最初に一定量が放出され、残りの薬剤が時間とともに溶解します。持続放出と徐放性の違いは、初回に放出される量だけで、放出メカニズム自体は同様です。

コンセータとデキセドリンの投与量

デキセドリンは 5、10、15 mg のスパンセル(茶色または透明)で販売され、カプセルにはそれぞれ 3512、3513、3514 の刻印があります。6 歳以上の患者の初回用量は 5 mg で、必要に応じて 1 週間ごとに 10 mg ずつ増量し、最適量に調整します。

コンセータは 18(黄)、27(灰)、36(白)、54(赤茶) mg の色分けされた錠剤で提供されます。6〜12 歳の小児は 1 日 18 mg から開始し、最大 54 mg まで増量できます。13〜17 歳の思春期は最大 72 mg、18〜65 歳の成人も同様に最大 72 mg が推奨上限です。小児で 54 mg 超、成人で 72 mg 超の服用は推奨されません。

適応症

デキセドリンもコンセータも、注意欠陥・多動性障害(ADHD)およびナルコレプシー(過度の昼間の眠気や睡眠発作)に対して使用されます。6 歳未満の子どもへの使用は推奨されませんが、デキセドリンは 6〜16 歳、コンセータは 6 歳から 65 歳までの幅広い年齢層で適応があります。

一部の情報源では、肥満治療の補助として処方されることもあるとされています。

禁忌事項

デキセドリンは、重度の動脈硬化、高血圧、甲状腺機能亢進症、緑内障、興奮状態の患者には使用すべきではありません。また、モノアミン酸化酵素阻害薬(MAOI)との併用は禁忌で、MAOI を使用している場合は最低 14 日間中止する必要があります。

コンセータも同様の禁忌があり、抗凝固薬や抗うつ薬などとの併用は薬物動態に影響を与える可能性があるため注意が必要です。

警告・副作用

濫用・依存のリスクが高く、医師の管理下でのみ使用すべきです。服用前に他の処方薬や市販薬、ハーブサプリメントについて必ず医師に伝えてください。

長期使用は、7〜10 歳の子どもの成長抑制につながる可能性があります。副作用や注意事項に関する詳細は、添付文書や医師の説明を必ず確認してください。

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