病院における除染方針と手順

医療スタッフの手順

災害時に除染が必要となった場合、スタッフや一次救助者はまず自身の安全を確保する必要があります。個人用防護具(PPE)を装着し、血圧・体温・脈拍などの医療モニタリングを受けます。安全装備を着用できるか、除染ユニットで患者の除染を支援できるかを判断します。

歩行可能患者と歩行不能患者の手順

歩行可能な患者には除染キットと手順が渡されます。衣服はすべて脱ぎ、除染キットの大きな袋に入れ、貴重品は透明なプラスチック袋に入れて密封します。袋は指定された保管場所に置き、患者はキットに付属の衣類袋タグだけを身につけて除染ユニットを通ります。スタッフが患者の進行を管理し、キットのスクラブブラシと石鹸で徹底的に洗浄させ、必要に応じてサポートします。洗浄後は石鹸とブラシを処分し、乾燥エリアで乾かし、清潔な病院用ガウンを着用します。

歩行不能患者には最低4名のスタッフが付き添い、担架やバックボードに搬送し、衣服の除去・袋詰めを行います。スタッフは患者を洗浄・すすぎ・乾燥させ、清潔なガウンに着替えさせます。救命支援が必要な患者や、眼鏡・杖を使用している患者は、除染中にそれらも清掃します。

小児患者の手順

小児病棟の患者は特別な配慮が必要です。心理的な不安を軽減するため、IDリストバンドを装着し、可能な限り家族と一緒に除染します。衣服の除去は同じ性別の保護者が支援し、プライバシーに配慮します。来院者も除染手順を受けます。子どもには低圧のハンドスプレーやシャワーを使用し、乳児は2名の大人が抱えて安全にシャワーを行います。除染後はタオルや毛布で乾かし、低体温症を防ぎます。

法的支援と指針

米国の労働安全衛生局(OSHA)は、病院が除染方針と手順を策定する際の指導と法規制の執行を行っています。災害や有害物質事故に備え、各医療機関はOSHAの基準に沿った除染プロトコルを整備しています。

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