医療従事者のための普遍的予防策

普遍的予防策(Universal Precautions)は、医療従事者が血液や体液に接触する際に、感染症や生命を脅かす疾患から自身を守るための基本的な対策です。米国疾病予防管理センター(CDC)では、血液、精液、膣分泌液、可視血液を含む体液全般に加え、組織、脳脊髄液、滑液、胸水、腹水、心膜液、羊水なども対象としています。

手袋

血液や体液、粘膜に触れる作業、または血液・体液で汚れた物品を扱う際は必ず手袋を着用し、患者ごとに新しいものに交換し、直後に手洗いを行います。針刺しなどの貫通性外傷が起きた場合、手袋だけでは血液媒介病原体の感染を防げないため、速やかに医療機関で処置を受ける必要があります(CDC)。

ガウン・エプロン

血液や体液が飛散する可能性のある手技では、適切なガウンやエプロンを使用して皮膚や衣服を保護します。使用後は直ちに脱ぎ、使い捨てのものが血液で飽和し滴下・絞り出しができる場合は、バイオハザード袋に入れて廃棄します(ウィスコンシン州保健局)。

マスクと保護眼鏡

飛沫が発生し得る手技では、マスクや保護眼鏡(ゴーグル、フェイスシールド)を装着し、目・口・鼻への汚染を防ぎます。これらは手術用マスクやフェイスシールドなどが該当し、使用後は適切に廃棄します(ウィスコンシン州保健局)。

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