聴診器清掃に適した消毒剤と正しい使い方
聴診器は医療従事者が使用する音を増幅する診察器具で、心音や呼吸音、血流音などを聴くために用いられます。
同じ聴診器を複数の患者に使用すると、細菌が付着しやすく、適切に消毒しないと感染拡大のリスクがあります。
70%イソプロピルアルコール
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最も一般的に使用される消毒剤は70%イソプロピルアルコールです。医療機関では滅菌アルコールパッドが容易に入手できます。ボトルからアルコールを染み込ませた綿球や小さなガーゼでも代用可能です。
消毒は二段階で行います。まず、聴診器をアルコールで拭きながら摩擦し、次に残ったアルコールを自然乾燥させます。
エタノールベースのハンドクリーンナー(泡タイプ)
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イソプロピルアルコールではなくエタノールを含む泡状のハンドクリーンナーがあります。シンクがなくても手洗いができ、同時に聴診器の清掃も可能なため非常に便利です。
2009年10月1日号の『Emergency Medicine Reports』で、リチャード・ウォール医師は「エタノールベースの泡ハンドクリーナーで聴診器を拭くことは、イソプロピルアルコールパッドで拭くのと同等に効果的」であると報告しています。
抗菌石鹸または抗菌ワイプ
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一部の医療従事者は抗菌石鹸や抗菌ワイプで聴診器を清掃していますが、現時点で有効性を裏付ける十分な研究はありません。今後のエビデンスが蓄積されるまで、使用は慎重に判断すべきです。
