医薬情報担当者(MR)の職務概要

仕事内容

医薬情報担当者(Medical Representative)は、製薬会社に雇用され、医療機関や診療所で自社製品の情報を医師や看護師、医療技術者に提供します。目的は、医師に自社薬を処方させ、競合他社製品よりも選んでもらうことです。

担当エリアごとに特定の製品を割り当てられ、医師との面談を設定して製品の特徴やメリットを短時間で説明します。また、医療関係者向けのワークショップやイベントを企画し、より広い層へ製品をアピールすることもあります。

勤務時間

医薬情報担当者は自ら面談スケジュールを組むため、勤務時間は比較的柔軟です。処方量が多い医師を優先し、午前・昼食時・業務終了後などに訪問します。1日の大半は医師の診療所や病院間の移動に費やすことが多いです。

必要資格・学歴

一般的には理系の大学学位が望まれますが、近年は文系・他学部出身者でも採用されています。学位がなくても、高校卒業後に営業経験や医療業界での実務経験があれば採用されるケースがあります。

求められる資質

医師との信頼関係を築くための高い対人スキルとコミュニケーション能力は必須です。説得力のある説明で医師を納得させる力、忍耐力、自己モチベーションも重要です。医師は多忙で面談を断られることも多く、粘り強さが求められます。

給与・手当

米国労働統計局(2004年)によれば、医薬情報担当者の平均年収は約60,130ドルです。英国では、経験3〜5年の平均年収は25,000〜35,000ポンド(2008年)と報告されています。基本給に加えて、売上に応じたコミッション(総収入の10〜20%)が支給され、社用車、出張費、健康保険、社用クレジットカードなどの福利厚生も提供されます。

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