NANDA International(北米看護診断協会)
歴史
1973年にミズーリ州セントルイスで開催された全米看護診断会議を契機にNANDAが設立されました。2002年に組織は国際的な活動を反映し、名称を「NANDA International(NANDA‑I)」に変更しました。創設以来、200以上の看護診断が承認され、臨床・研究・教育の現場で活用されています。
目的とミッション
NANDA‑Iは、看護診断の国際標準を策定し、関連する介入・アウトカムを明確化することを目指しています。エビデンスに基づく統一用語の導入により、看護師の知識と経験を正確に伝え、患者安全を高めることが期待されています。
組織体制
理事会と複数の委員会で運営され、理事会は方針策定、戦略実行、監査報告、資産管理などを担当します。主な委員会は以下の4つです。
- 分類学委員会
- 診断開発委員会
- 情報学委員会
- 研究・教育委員会
NANDA財団
NANDA財団はNANDA‑Iとは別組織として運営され、標準化された看護診断の開発・精緻化、診断と患者ケア・介入・成果との関係研究、教育・実務・管理領域への普及を支援します。また、診断の開発・検証に対する助成金も提供しています。
会員制度
NANDA‑Iは看護師・看護学生向けに複数の会員種別と年会費を設定しています。年会費はWHOの国別分類に基づき、例としてクラスI国は105米ドル、クラスII国は55米ドル、クラスIII国は40米ドルです。
正会員は各国の看護免許保持者で、投票権や委員会参加が可能です。准会員は教育・研究機関等の団体、退会員は引退した看護師、学生会員は在籍看護学生です。准会員と学生会員は投票権を持ちません。
