自宅で作るDIYオートクレーブ
医療や科学の現場では、滅菌装置としてオートクレーブが使用されます。ビーカーや手術器具などを高温・高圧の環境にさらすことで、洗浄だけでは除去できない細菌を死滅させます。しかし、オートクレーブは高度な技術が必要で価格も高価です。そこで、家庭にある圧力鍋と簡単な道具だけで、同様の滅菌効果を得る方法をご紹介します。
必要なもの
- 家庭用圧力鍋
- 金属製ワイヤーラック(または耐熱ラック)
- 水とコンロ
- 滅菌したい機材
- ステンレス製の金属トング
- 滅菌用ラバー手袋
手順
機材は事前に手洗いで汚れを落とします。オートクレーブは「滅菌」だけを行う装置で、洗浄機能はありません。
圧力鍋の底にワイヤーラックを置き、鍋に数センチの水を入れます。水面はラックの上部から少なくとも1インチ(約2.5cm)下にしてください。
滅菌したい物をラックの上に並べます。互いに触れ合わず、また水に直接触れないように配置します。
圧力鍋の蓋を閉め、火にかけて水が沸騰し始めたら加圧が始まります。鍋の上部に付いている重りが揺れ始めたら沸騰のサインです。
加圧状態で5〜10分間加熱します。時間が経ったら火を止め、重りを外して自然に減圧させ、蓋を開けます。
滅菌用ラバー手袋を装着し、金属トングで滅菌済みの機材を清潔な滅菌台に取り出します。使用前に十分に冷ますことを忘れずに。
※安全のため、圧力鍋の取扱説明書を必ず確認してください。
