車椅子はいつ発明されたのか?
古代(西暦525年〜)
最古の車椅子の姿が確認できるのは、中国で西暦525年に描かれた彫刻です。その後、1595年にスペインのフィリップ2世が車輪付きの椅子に乗っている絵が残されています。1655年、パラプレジアの時計職人スティーブン・ファーフラーが自作の車椅子を作り、1783年にはイギリスのジョン・ドーソンが大きな後輪2つと小さな前輪1つの「バスチェア」を開発しました。
19世紀
1916年までにイギリスの技術者が初のモーター付き車椅子を製作しましたが、コスト面から手動車椅子が主流でした。1932年、ロサンゼルス在住のハリー・ジェニングスが折りたたみ式車椅子を発明し、現代の車椅子の原型となりました。
現代の車椅子
現在、ショッピングモールやスーパーマーケットなどで電動車椅子をレンタルできます。バッテリーはウェットセル、ジェルセル、AGM(吸収性ガラスマット)型があり、折りたたみ可能で車のトランクにも収まります。前部のコントロールパネルで前進・左右旋回が操作でき、リバースチルトシートやカスタムフレームによりテニスやバスケットボール、レースといったスポーツにも対応しています。四肢麻痺の利用者は口や呼吸で電動車椅子を操作できるシステムもあります。
新たな開発
障害者情報・リソースセンターによると、階段を上り下りできる車椅子が実用化され、住宅やアパートでの屋内外利用が可能です。また、四肢麻痺者向けの音声操作式車椅子の改良も進んでいます。
考慮すべき点
国立リハビリテーション工学研究所は、公共住宅での電動車椅子の安全な保管や、火災など緊急時に通路を塞がないような規制策定に取り組んでいます。
