Heel Stick(足裏採血)手順
足裏採血(Heel Stick)は、生後24時間以内に新生児から血液を採取し、疾患や感染症の有無を検査するための標準的な方法です。小さな針で足のかかとを軽く刺し、血液を毛細管採血チューブに集めます。この検査により、入院中に感染などが起きていないか確認でき、健康な状態で退院できるようにします。
患者の確認
採血前に、必ず新生児の名札情報を確認し、正しい患者であることを確認します。看護師が記入した名前やIDが正確であることが重要です。「はい」や「いいえ」だけの返答は避け、確実に本人確認を行ってください。
患者の準備
手は採血前後に必ず洗浄し、手袋は常に装着します。足裏は温かい湿布で3〜5分間温めた後、アルコールで拭き取ります。この時点で手袋を新しいものに交換し、ランス(採血針)使用の準備を整えます。
検体の採取
足のかかとを親指で足首側、他の指で土踏まず側からしっかりと、しかし優しく固定します。滅菌された血液ランスのパッケージを開き、先端に触れないように注意しながら、深さ20mm未満でかかとの上部に一回の動作で刺します。血液は毛細管採血チューブで採取します。
検体のラベリング
採取した血液は、患者の名前、出生年月日、患者番号、採取日・時間、採取場所、採血者のイニシャルを明記してラベルを貼ります。採血が終了したら、滅菌ガーゼで出血を止めます。
