ICD-10 医療コーディング導入の準備ガイド
必要なもの
- インターネットに接続できるコンピュータ
- ICD-10 のマニュアルと研修資料
- ICD-10 コードのコピー(電子版または紙版)
手順
- ICD 移行の必要性を理解する
ICD は医療分野の変化に対応するために定期的に更新されます。30 年以上使用されてきた ICD‑9 は詳細さに欠け、情報が古くなっていました。ICD‑10 への移行により、疾患や治療情報の記録がより詳細になり、データ共有や研究が容易になります。
- 実装リーダーを任命する
組織ごとに健康情報管理の専門家を実装リーダーに指名し、委員会を立ち上げて課題抽出、予算策定、ソフトウェア更新、IT 制約、実装スケジュール、支払者との調整、研修計画などを策定します。
- 組織全体の準備を整える
変化への不安を払拭するため、全スタッフに対して ICD‑10 の必要性と導入方針を説明する会議を開催します。スケジュールを共有し、質問に率直に答えることで理解と協力を得ます。
- 対象スタッフの研修を実施する
看護師、医療コーダー、請求担当者、事務管理者、IT スタッフなど、システムに直接関わる全員に適切な研修を提供します。米国健康情報管理協会(AHIMA)やメディケア・メディケイドサービスセンター(CMS)などがオンライン講座やワークショップを提供しています。職務に応じた深さで研修内容を調整します。
- ソフトウェアベンダーとアップグレードを協議する
多くの医療機関はコード割り当てや請求を支援する専用ソフトを使用しています。ベンダーに対し ICD‑10 対応版へのアップグレード計画、ダウンタイム、費用、必要な研修について確認し、導入スケジュールを調整します。
