ELISAアッセイの実施手順

ELISA(酵素免疫測定法)は、試料中の抗原(例:タンパク質)や抗体を検出するための生化学的実験手法です。抗体と抗原の結合を利用し、細胞や分子間相互作用の評価にも応用できます。

必要なもの

  • アッセイプレート(例:96ウェルプレート)
  • キャプチャ抗体(50 mM NaHCO₃、pH 9.6で5 µg/mLに希釈)
  • プローブ抗体/タンパク質(濃度は目的に応じて)
  • 検出抗体(例:HRP(ホースラディッシュペルオキシダーゼ)結合抗体)
  • PTバッファー(1×PBS、0.05 % Tween‑20)
  • ブロッキングバッファー(1×PBSに5 mg/mL BSA、または1×PBSに5 % 脱脂乳)
  • 検出試薬(例:TMB試薬)
  • 機械式シェーカー
  • 冷蔵庫または冷凍庫(4 °C)
  • ピペットとチップ

手順

  1. キャプチャ抗体を5 µg/mL(50 mM NaHCO₃、pH 9.6)に希釈し、各ウェルに50 µLを添加。プラスチックまたはアルミホイルで覆い、シェーカー上で4 °Cで一晩インキュベート。
  2. キャプチャ抗体を除去し、200 µLのPTバッファーで2回洗浄。各ウェルに200 µLのブロッキングバッファー(PBSまたは5 % 脱脂乳)を加え、4 °Cで2時間〜一晩シェーカーでインキュベート。
  3. ブロッキングバッファーを除去し、200 µLのPTバッファーで4回洗浄。プローブタンパク質(濃度は各自設定)を100 µLずつ各ウェルに添加し、4 °Cで1時間シェーカーでインキュベート。その後、プローブ溶液を除去し、200 µLのPTバッファーで6回洗浄。
  4. 検出抗体(HRP結合抗体)をPBバッファーまたは5 % 脱脂乳に1:4000に希釈し、各ウェルに50 µLを添加。4 °Cで30分〜1時間シェーカーでインキュベート。
  5. 検出抗体を除去し、200 µLのPTバッファーで6回洗浄。その後、1×PBSで2回洗浄。各ウェルに100 µLの検出試薬(HRP用はTMB基質と過酸化水素を1:1で混合)を添加し、室温で15分間時々シェーカーしながら反応させる。
    TMB反応を停止するため、各ウェルに100 µLの1 M H₃PO₄を加える。
    プレートリーダー(例:96ウェルプレートリーダー)で測定。HRP/TMBの場合は「ELISA End‑Point Assay」モードを使用。

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