筋肉内注射を痛みなく行うコツ

必要なもの

  • 23ゲージ、1インチ(2.5cm)針
  • 注射器
  • アルコールパッド
  • 2インチ×2インチ(5cm×5cm)のガーゼ

痛みを抑える筋肉内注射の手順

  1. 注射部位の消毒と乾燥

    アルコールパッドで部位を拭いたら、完全に乾くまで待ちます。乾燥させるだけで痛みが大幅に減ります。

  2. 適切な注射部位の選択

    上腕の三角筋は一般的な部位です。ただし、粘度が高い薬剤や2.5 ml を超える量は、臀部上外側象限の大臀筋が適しています。さらに大きな量(最大5 ml)を投与する場合は、膝と股関節の中間にある外側広筋も利用できます。

  3. 針の角度を90度に保つ

    針は皮膚に対して垂直(90度)に刺すことで、皮膚表面の神経終末を最小限に通過させ、筋肉深部へ確実に到達します。刺入中に角度を変えると筋肉自体の痛みが増します。

  4. 部位をしっかりとつまむ

    注射部位を2〜3インチ(5〜7.5 cm)幅でしっかりとつまみ、痛みを感じない程度に強く圧迫します。その状態で針を速く、しかし制御できる速度で皮膚に対して垂直に刺し、針先がハブまで入ります。針が長すぎないように注意し、骨に当たらないようにします。

  5. ゆっくりと注入する

    筋肉への注入は1 ml あたり約1秒の速度で行います。速すぎると組織への外傷が大きくなり、痛みが増しますが、針が長時間残ること自体が痛みの原因になるわけではありません。

  6. 注射後のマッサージ

    針を抜いた後、筋肉を優しくマッサージすると血流が促進され、違和感が軽減します。特に臀部への注射では有効です。本人が嫌がる場合は省略して構いません。

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