犯罪歴があっても登録看護師(RN)になれるか?
背景
RNは、虐待や不適切な扱いを受けやすい患者をケアすることが多く、州の看護委員会は暴力歴のある応募者を厳しく審査します。また、看護師は強力な薬剤を扱うため、薬物依存歴がある人にとってリスクがあります。米国看護委員会協議会(NCSBN)の調査(2009年3月号『American Journal of Nursing』)によると、過去に犯罪歴のある看護師は、なしの場合のほぼ2倍の確率で将来の懲戒処分の対象になることが分かっています。
問題点
看護学校や州看護委員会は、全ての受験者に対して背景調査(州レベルとFBIによる連邦レベル)を実施します。FBIのレポートに逮捕や有罪判決が記載されていると、委員会は応募者に追加情報の提供を求め、患者の安全リスクを評価した上で免許の可否を判断します。
解決策
犯罪歴がある場合でもRN免許取得の可能性を高めるためには、事前準備が重要です。免許申請の少なくとも3か月前にFBIから本人の犯罪経歴証明書を取得しましょう。FBIの手続きでは、署名済みの依頼書、承認された指紋カード、手数料の支払いが必要です。
留意点
FBIの報告書に逮捕・有罪が記載された場合は、訴訟結果(不起訴、取り消し、抹消など)の証明書を用意してください。州看護委員会は、初回申請時に犯罪歴の開示を求め、これらの書類を提出させることが一般的です。
弁護士の活用
手続きが複雑になる場合は、弁護士に依頼するとスムーズに進むことがあります。ただし費用がかかり、分割払いに対応しない事務所もあります。問題が予想される場合は、事前に法的費用を貯めておくと安心です。各委員会は個別に審査し、決定までに時間がかかることがあります。犯罪歴があるからといって必ず看護師になれないわけではありませんが、追加の労力と費用が必要になることが多いです。
