健康情報技術で学べる分野とは?
米国回復・再投資法(ARRA)に基づき、今後5年間で約5万人の健康情報技術(IT)専門家が必要とされています。この需要に応えるべく、全米の大学が2010年9月開始の1年制プログラムを提供し、健康IT人材の育成と認定を行っています。
職務と必要性
米国労働統計局やその他の調査によると、電子カルテ(EHR)システム導入が進むにつれ、今後5年で約5万人の健康IT専門家が追加で求められます。米国保健福祉省(HHS)は、変革期に即した人材育成が急務であると指摘しています。教育課程は、医療業界の情報システム全般に焦点を当てます。
医療コーディング
医療コーディングを志す健康ITプロフェッショナルは、医療用語、薬理学、疾患プロセスの基礎知識が必要です。CPT(Current Procedural Terminology)やICD-9-CM(International Classification of Disease, 9th Edition, Clinical Modification)といったコード体系に精通し、今後ICD-10への移行にも対応できることが求められます。
RHIT・RHIA(認定健康IT技術者・管理者)
RHITは、医療コーディングの基礎に加えてコンピュータ基礎、データ入力、医療管理ソフトウェアの操作法を学びます。RHIAは、RHITの内容に加えて情報分類やシステム管理、予算作成のための基礎会計、医療保険業界の仕組みについても習得します。
看護情報学(Nursing Informatics)
看護情報学は、情報科学(データの取得・分類・配布)とコンピュータサイエンスを看護学と統合した分野です。現在と将来の看護学生は、ITと看護の両方を学び、ITに精通した看護師と医療IT専門家が協働するチームが標準になることが期待されています。
セキュリティコーディネーター
セキュリティコーディネーターは、患者情報の機密性保護を担う専門家です。医療IT全体の知識に加え、データマイニング、セキュリティソフトウェア、プロジェクト管理などを学び、EHR移行期における情報保護の実務を支えます。
