チモールの活用方法

チモールはタイム植物から抽出される成分で、古代エジプトではミイラ保存に利用され、現在では真菌や細菌の除去に有効とされています。1719年にカスパー・ノイマンが結晶性チモールを発見し、約134年後にM.ラレマンドが純粋な形で合成しました。現在、チモールは寄生虫制御やカビ防止など多様な用途で使用されています。

チモールを消毒剤として使用する

  • チモールは通常、グリセリンとアルコールと組み合わせてマウスウォッシュに使用されます。刺激が強いものの、十分に希釈すれば口内を冷却・消毒し、タイムのほのかな風味だけが残ります。プラーク形成、虫歯、歯肉炎の予防に効果があるとされています。自家製マウスウォッシュは、アルコール1カップに乾燥セージ大さじ2を浸し、蒸留水1カップとレモン汁小さじ2を加えて濾すと作れます。

    表面消毒や外用に使用する場合は、1:1,000の濃度のオイル溶液を用意してください。

チモールを去痰剤・咳止めとして使用する

  • チモール抽出物は去痰作用と抗痙攣作用があり、ハーブ咳止め薬に好んで使用されます。数滴のタイムオイルを加えたスチーム吸入は、鼻副鼻腔炎や気管支障害、喉の痛みを和らげます。この治療は症状が改善するまで1日4回繰り返すことができます。チモールは去痰・咳抑制効果があり、ヨーロッパではタイムティーが百日咳の治療に長年利用されてきました。

チモールで爪の真菌感染を治療する

  • チモールは天然の抗菌性を持ち、爪の酵母や細菌感染に有効です。市販の「Amoress Thymola」(4%チモール/アルコール)を使用すれば、調合の手間は不要です。感染した爪に1日2回塗布し、爪が伸びきるまで継続してください。

禁忌事項

  • 妊娠中・授乳中の女性は、子宮刺激作用があるため使用を避けてください。また、推奨用量を超える長期使用は消化器刺激、めまい、頭痛、最悪の場合昏睡を引き起こす可能性があります。てんかん、発作性疾患、心疾患のある方、またはペパーミント、スペアミント、バジル、マジョラム、セージなどシソ科植物にアレルギーがある方も使用を控えてください。

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