看護教育の歴史
最初の看護学校
インドで紀元前250年に最初の看護学校が設立されました。当時は男性のみが「純粋」な看護師と見なされ、行動規範や技術、思いやりが求められました。
カイザーウルト・ディアコネス協会
1836年、テオドール・フリードナーがドイツ・カイザーウルトで設立したこの協会は、西洋文明における最初の看護学校とされています。フローレンス・ナイチンゲールもここで3か月の研修を受けました。
フローレンス・ナイチンゲール
クリミア戦争で負傷者の看護に従事したナイチンゲールは、看護に体系的な教育が必要と悟り、1860年にロンドンで「ナイチンゲール看護師養成校」を開校しました。観察力と共感力を重視したカリキュラムは、英国はもとより海外の病院でも看護師として活躍できる資格を与えました。
イングランド・マンチェスター大学は、看護学位課程を提供した最初の大学です。
米国陸軍看護隊(Army Nurse Corps)
1901年に米国議会が設立を認可した陸軍看護隊は、戦場で負傷した兵士の救護技術を学ぶための教育機関として機能しました。政府の正式な認定は、看護職を正当かつ尊敬すべき職業へと押し上げました。
イェール大学
コロンビア大学のアニー・グッドリッチ教授は、米国看護教育協会の初代女性会長ですが、最古の独立看護学校はイェール大学です。1923年に開校し、1925年には看護学士(B.S.N.)課程を創設、入学には2年間の一般教育が必須としました。
その他の看護学校
ミシガン大学は19世紀後半に看護教育を開始し、1893年に6名の卒業生を輩出しました。その後、米国各地に看護学校が次々と設立され、現在では数百の大学や専門学校が看護学位を提供しています。
