ストレプトアビジンの概要と特性
概要
ストレプトアビジンは、土壌細菌 Streptomyces avidinii が自然に産生する四量体タンパク質です。分子量は約75,000 Daで、CAS 番号は 9013-20-1 です。
最新のストレプトアビジン(rSav)
研究で主に使用されるのは、プロテアーゼに対して耐性を持つ切除型組換えタンパク質(rSav)です。分子量は約53,000 Da で、従来型より取り扱いが容易です。
物理的性質
- 白色から淡白色の凍結乾燥粉末として提供されます。
- 水に容易に溶解し、等電点は pH 5 前後です。
燃焼特性
- 可燃性固体で、燃焼には十分な予熱が必要です。
- 約1,500°F(約816°C)で 5 分間加熱すると燃焼が始まります。
ビオチン結合能
ビタミン B 群の一種であるビオチンに極めて高い親和性で結合し、さまざまな分子生物学的手法で利用されます。
主な用途
- タンパク質の精製および検出
- DNA ハイブリダイゼーション
- 免疫測定法(ELISA など)
- 将来的には標的放射線治療への応用が期待されています
