医師アシスタントになるために必要なこと
医師アシスタントとは
医師アシスタント(PA)は、1968年に米国で制度が始まり、現在では5万人以上が医療現場で活躍しています。PAは医師の指導の下、患者の診察や軽度の外傷処置、処方、問診、検査の指示・結果解析、クリニック運営など幅広い業務を行います。勤務先は個人診療所、病院、クリニック、学校など多岐にわたります。年収は約6.5万~9万米ドルが目安です。
必要な学歴・資格
PAになるには修士号が必須です。多くのプログラムは統一されたカリキュラムで、卒業後に国家試験(PANCE)に合格すれば資格が取得できます。
応募までのステップ
ステップ1 医療現場での経験と学士号取得
応募前に最低2年間の医療経験が求められます。医療助手、看護師、看護助手、理学療法助手、救急救命士、アスレティックトレーナーなどの経歴が一般的です。また、解剖生理学、生物学、微生物学、数学、英語などの科目を含む学士課程の履修が望まれます。
ステップ2 CASPAによる応募書類作成
多くのプログラムはCASPA(Central Application Service for Physician Assistants)を通じて応募します。オンラインでアカウントを作成し、個人エッセイや医師からの推薦状2通(うち1通は医師)を添付して提出します。
ステップ3 面接
書類審査と応募料の支払いが完了したら、プログラム担当者との面接が行われます。
ステップ4 認定校の選択
ARC‑PA(Accreditation Review Commission on Education for the Physician Assistant)認定校を選びます。学士+修士の連続プログラムを提供している学校もあります。
ステップ5 カリキュラムの受講
入学後は薬理学、外科原理・手技、病歴・身体診察、遺伝学、救命技術などを学び、2年目からは臨床ローテーションを行います。
ステップ6 国家試験と免許取得
NCCPA(National Commission on Certification of Physician Assistants)が実施するPANCEに合格すれば、州ごとの免許要件を満たし、正式に医師アシスタントとして活動できます。
