高圧チャンバーの構築に必要な要素とは?
高圧チャンバーは、外傷や疾患で酸素供給が必要な患者に対し、加圧された酸素を提供する円筒形の大型容器です。軽量金属、アクリル、透明プラスチックなどの素材で作られ、患者数や使用目的に応じて様々な形状があります。
サイズ
- 主に「モノプレイス」型と「マルチプレイス」型の2種類があります。モノプレイスは1名用、マルチプレイスは複数名が同時に治療可能です。
- サイズが大きくなると内部構造や酸素供給方式が変わります。ポータブル型のモノプレイスはキャスター付きで移動が容易です。一方、船舶のダイバー用は柔軟なファブリックで作られることがあります。
内部構造
- 各チャンバーには患者が横たわれるパレットが設置されています。モノプレイスでは、加圧酸素がチューブを通じて室内全体に供給されます。
- マルチプレイスは複数のパレットに加え、座席や観察者・医療スタッフ用のスペースが設けられます。室内には圧縮空気が循環し、患者はマスク、ヘッドテント、または気管チューブで酸素を吸入します。
サブシステム
- チャンバー本体の外部に配置される機械系サブシステムが不可欠です。主なものは以下の通りです。
- 暖房・空調・換気システム
- 高圧酸素供給装置(コンプレッサー)
- 酸素タンクおよび関連供給装置
- 医療支援機器(モニタリング装置、救急設備など)
