コールドパックの種類と成分

コールドパックは、筋肉の捻挫や肉離れなどの外傷の治療に用いられます。市販の氷嚢に相当し、主にジェルパック、インスタントコールドパック、インスタントコールドジェルパックの3種類があります。

ジェルパック

ジェルパックは、赤ちゃん用おむつにも使用されるポリマーゲルを封入した袋です。主成分は水、プロピレングリコール、ヒドロキシプロピルメチルセルロースなどで、冷凍庫で凍らせても柔軟性を保ちます。必要なときに取り出して患部に当てます。また、電子レンジで加熱すれば温熱パックとしても利用できます。使用時はパックに記載された注意事項を必ず守ってください。

インスタントコールドパック

インスタントコールドパックは、破壊可能な仕切りで区切られた2~3つの容室を持ちます。各容室に異なる成分が入っており、仕切りを折って内容物を混合すると化学反応が起こり、急速に冷却します。

主な成分

一般的なインスタントコールドパックは、アンモニウム硝酸と水が別々の容室に封入されています。混合により化学反応が起こり、数秒で温度が-23℃(-9°F)まで低下し、20~30分間冷却状態が持続します。使い捨てタイプで、使用後は廃棄してください。

インスタントコールドジェルパック

インスタントコールドジェルパックは、インスタントタイプの即時冷却効果とジェルパックの再利用性を兼ね備えた製品です。通常は3つの容室から構成され、仕切りを破って混合すると冷却と同時にゲル化が起こります。冷却後は凍結庫で再度凍らせてジェルパックとして繰り返し使用できます。

主な成分

米国特許第4,462,224号によると、第一容室には水やプロピレングリコールなどの溶媒、第二容室には主にアンモニウム硝酸などの溶質、第三容室にはヒドロキシプロピルメチルセルロースなどのゲル化剤が入っています。これらが混合されると、-18℃(0°F)まで柔らかく成形可能なゲルが形成されます。

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