カリフォルニア州の健康保険ガイド
2010年の調査によると、カリフォルニア州の約20%が保険未加入で、全米で上位6州に入ります。州と連邦の改革により、未加入者の減少と加入しやすさの向上が進められています。
公的健康保険
カリフォルニアは、米国全体と同様に、医療が必要な低所得者や家族向けに州・連邦資金で運営する公的保険を提供しています。Medi-Cal(メディカル・アシスタンス・プログラム)は州の Medicaid に相当し、対象者には無料で医療サービスが提供されます。対象は世帯収入が連邦貧困ラインの100%以下(子どもは133%、妊婦・新生児は200%)です。収入基準は毎春見直され、2011年の例では4人世帯で年収4,657ドルまでが対象となります。収入が上回る場合は、子ども向けの「Healthy Families」(子ども健康保険プログラム)に加入できる場合があります。
雇用主提供保険と民間保険
カリフォルニア在住者は、個人で民間保険を購入するか、雇用主の団体保険に加入できます。連邦のHIPAA法は、適格従業員への保険拒否を禁止し、既往症の除外期間を最長12〜18か月に制限しています。また、2010年から2014年にかけて実施されたアフォーダブル・ケア・アクト(ACA)により、各州は個人向け保険の交換所(エクスチェンジ)を設置する義務が生じました。カリフォルニアは2010年11月に最初のエクスチェンジを開始し、2014年1月からは5つの保険プランレベルが提供されています。
州の既往症保険プール(PCIP)
2010年10月25日から、カリフォルニア州は既往症を理由に保険加入ができない人向けに、州が運営する保険プール(Pre-Existing Condition Insurance Pool)を提供しています。利用条件は、カリフォルニア在住で、加入申請前の6か月間保険未加入であること、そして過去12か月以内に医療条件を理由に保険を拒否された証明を提示できることです。
苦情・相談窓口
カリフォルニア州保険局は、州内の保険プランを監督し、消費者が不当な扱いを受けないよう取り締まります。保険会社、代理店、ブローカーに対する苦情は、保険局の消費者サービス部門に電話またはウェブサイトから申し立て可能です。ただし、労働者災害補償や先払い健康プランに関する苦情は取り扱い対象外です。
