米国における健康保険の年間費用と家計・企業への影響
世界保健機関(WHO)の2009年調査によると、米国はGDPの15.3%を健康保険に支出し、ほぼ全ての国より高い水準です。欧州は8.4%、東地中海地域は4.5%です。
家族向け保険料
2010年、米国の家族平均年間保険料は13,770ドルでした(Kaiser Family Foundation 他の調査)。これは2009年の13,375ドルと比べ3%増、2000年と比べて114%の伸びです。
個人向け保険料
同調査によれば、単身者の平均年間保険料は5,049ドルで、2009年の4,824ドルから5%上昇しています。
自己負担費用
保険料とは別に、自己負担(コペイや免除額など)は変動が大きく、正確に把握しにくいです。米国保健福祉省が運営するHealthReform.govによると、一般世帯は医療費の17%を自己負担し、心臓病やがん、糖尿病などの高コスト世帯は43%を負担しています。中所得層の高コスト世帯では、医療費が年間所得の約21%を占めると推計されています。
企業負担
企業も従業員の保険料負担を支援しています。米国労働統計局の2010年報告では、民間企業は労働者1時間あたり平均27.64ドルを賃金・給与に、うち7.5%(約2.07ドル)を健康保険福利厚生に充てているとされています。
