新しい看護助手に基本ケアのスキルを教える方法
はじめに
新しく採用された看護助手が、患者に対して安全で質の高い基本ケアを提供できるように、必要な知識と自信を身につけさせます。まずは教室で座学と実技訓練を行い、その後実際の患者に対して指導付きで実践します。
必要なもの
- 褥瘡予防用の特殊マットレスが付いた病院ベッド
- 温かい水を入れたボウル
- 洗浄用クロス 2枚
- 石鹸
- タオル 2枚
- 教室で協力してくれるボランティア(水着着用)
ベッドでの洗浄の手順
ボランティアにベッドに座ってもらい、プライバシーと尊厳を保つ重要性を説明します。患者の体はタオルで覆い、洗う部位だけを露出させます。
洗浄用とすすぎ用のクロスを別々に使う方法を実演します。
洗浄中は水を2〜3回入れ替えて、清潔さを保ちます。
褥瘡(床ずれ)予防のポイント
褥瘡がどのように形成されるかを説明し、段階ごとの画像で見分け方を学びます。
患者の体位を1〜2時間ごとに変える必要性を教え、実際にボランティアで各種体位変換をデモンストレーションします。
皮膚の色や質感の変化は必ず登録看護師に報告するよう指導します。
衣類の着替え、入浴、トイレの際など、あらゆる機会に皮膚チェックを行う習慣をつけさせます。
特殊マットレスの使用と、シーツはシワなく平らに敷くことの重要性を実演します。
効果的なコミュニケーションのコツ
患者と目を合わせて話すことで「聞いている」姿勢を示す方法を実演し、結論を急がずに話を聞く大切さを説明します。
オープン・クエスチョン(例:『今日はどうですか?』)を使い、患者の話を引き出す技術を教えます。
不明点があれば看護師に確認すると伝え、正直であることの重要性を強調します。
