病院ベッドの作り方:基本から応用まで
ベッド下敷き(フラットシート)の敷き方
すべてのベッドメイキングは、まず下敷きを整えることから始まります。フラットシートはベッドヘッド側に合わせ、端を一度マットレスの下に通し、指一本で上部コーナーを90度に折り返します。残りの端も同様にマットレスの下に通し、三角形の端をマットレスの下に折り込んで「ホスピタルコーナー(斜め折り)」を作ります。上部の掛け布団やシーツはベッドの種類に応じて配置します。
閉じたベッド(Closed Bed)
患者が退院した後やターミナルクリーニング後に作ります。患者が来るまでベッドは閉じた状態に保ちます。トップシートとブランケットはベッドフット側に合わせ、ホスピタルコーナーは半分だけ折り、三角形の端はベッド上にきれいに垂れさせます。ベッドヘッド側の上部エッジはファンフォールドし、シートとブランケットが見えるようにします。
開いたベッド(Open Bed)
入院患者を受け入れる際、閉じたベッドを開きます。ヘッド側のファンフォールドエッジをフット側へ折りたたむことで、開いたベッドが完成します。患者に対し、スタッフが受け入れと治療の準備ができていることを温かく示すサインとなります。
占有ベッド(Occupied Bed)
患者がベッドに横たわったまま行うベッドメイキングです。患者が自力でベッドから離れられない場合でも、清潔さと感染リスク低減のためにリネンを交換します。患者をできるだけ負担なく横に転がし、空いた側を先に整え、逆側も同様に行います。上部リネンは患者の希望に合わせてファンフォールドします。
未占有ベッド(Unoccupied Bed)
閉じたベッドと開いたベッドの中間的な状態です。閉じたベッドのファンフォールドエッジをベッドフット側へ約3/4まで下げ、ほぼ開いたベッドのように見せます。患者が入浴中や椅子に座っている間に行います。
手術後ベッド(Surgical Bed)
手術から戻ってきた患者に温かく安全な環境を提供します。トップリネンはベッドヘッド側とフット側からベッドの中間部へ向けてファンフォールドし、患者が入る側に合わせて折りたたみます。
