病院における認定看護助手(CNA)の職務

認定看護助手(Certified Nursing Assistant、CNA)は、研修を修了すると様々な就業先を選べます。多くは高齢者介護施設で働きますが、病院でも熟練したCNAの需要は高まっています。業務内容は施設によって大きく変わりませんが、働く環境が異なります。

重要性

CNAは患者、看護師、医師にとって欠かせない存在です。直接的なケアを提供し、ライセンスを持つ看護師よりも患者と長時間接することが多いです。病院では、幼児から高齢者まで幅広い年齢層の患者を担当し、どのような状態でも「思いやりのあるケア」を提供することが求められます。

業務内容

病院のCNAは、救急室、集中治療室、プログレッシブケア、一般病棟など様々な部門で働きます。LPNやRNの指示のもと、患者ごとのケアプランに従って業務を行います。ケアプランには入院理由、バイタルサインの測定頻度、必要な介助内容が記載されており、CNAはこれを基に患者の状態を記録し、担当看護師に報告します。この情報は医師や看護師が次の治療方針を決める重要な材料となります。

主な業務の流れ

シフト開始時に担当部屋が割り当てられ、前任者から患者の現在の状態を聞きます。その後、看護師から詳細な指示を受け、バイタルサインの測定、トイレ介助、食事管理、衛生ケアなどを行います。糖尿病患者の場合は血糖測定や食事の確認も必要です。救急室ではバイタルサイン測定と呼び出し灯への対応が中心となり、退院後は部屋の清掃やリネン交換も行います。

勤務形態と時間

多くの病院CNAは週40時間、週末や祝日のローテーション勤務です。パートタイムや日雇い(per diem)で働く人もいます。日雇いの場合は月に数日だけ勤務し、週末は必ず1回はシフトに入ります。看護師不足の影響で残業や二重シフトが求められることが多く、追加勤務に対してボーナスが支給される施設もあります。

留意点

CNAの仕事は体力を要します。立ち仕事や重量物の持ち上げ、排泄や創傷処置など、身体的にも精神的にも負担が大きいです。病院では患者が頻繁に入れ替わるため、個々の患者を深く理解するのが難しく、継続的なケアが求められます。

注意喚起

施設の約30%で毎年患者への虐待やネグレクトが報告されています。CNAは虐待を目撃した場合、必ず上司に報告し、患者の安全を守る義務があります。また、家族にも状況を伝えることで、適切な調査が行われるように努めましょう。

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