看護ケア計画の作成方法
看護ケア計画の概要
看護ケア計画は、患者さんへのケアの種類、頻度、目的を詳細に示した指示書です。治療指示、投薬指示、予防策、検査指示などが含まれます。看護師は、評価で得た情報を基に看護診断を行い、必要な看護介入を決定して、個々の患者に合わせたケア計画を作成します。
ケア計画作成の手順
1. 必要情報の収集
身体評価や患者さんへの質問を通じて、症状や問題に関する情報を集めます。既往歴や現在の服薬リストも確認し、これらの情報をもとに看護診断を立てます。
※看護師は身体評価や質問で関連情報を収集します。 2. 看護診断の作成
NANDA(北米看護診断協会)で定められたガイドラインに従い、患者さんが抱える問題ごとに看護診断文を作成します。診断文の正確性を確認し、誤りがあれば修正します。
3. 看護介入の選定
各症状に最も効果的な介入を選びます。たとえば、褥瘡がある場合は、圧力を軽減する特別なマットレスや体位変換スケジュールを導入します。
※看護師は患者の体位変換で圧力と不快感を軽減します。 4. スケジュールの作成
治療、投薬、評価の時間割を設定します。医師の指示に従い、例えば糖尿病薬を1日2回投与する場合は、24時間内に2回投与できるよう時間帯を決めます。
5. 計画の記録と更新
完成したケア計画を患者のカルテに記録し、状態変化や治療への非協力が生じたときは随時修正します。新たな問題が出た場合は診断文と介入を追加し、改善した場合は不要になった介入を中止します。
