ミシガン州メディケイドの給付内容と対象者
ミシガン州では、低所得・資産が限られた家族や個人を対象に、州と連邦が費用を分担するメディケイド(医療扶助)プログラムが提供されています。連邦政府は各州に独自の受給資格基準を設定させており、実際の運営やサービス内容、給付額、給付期間などは州が決定します。
医療保険プラン
ミシガン州保健福祉局(Michigan Department of Community Health)の指導により、メディケイドの給付を受けるには、対象者は医療保険プランに加入する必要があります。家族、子ども、成人向けにさまざまなプログラムが用意されており、申請者の市民権の有無やプログラムの種類に応じてカバー範囲が異なります。保険プランの適格性は、ミシガン州人間サービス局(Michigan Department of Human Services)が所得・資産テストを行って判定します。
受給資格
ミシガン州のメディケイドは1966年に創設され、以降サービス対象が拡大してきました。主に「カテゴリー的に必要な人」と「医療的に必要な人」の二つに分かれます。前者は低所得の高齢者や障害者、一定の低所得メディケア受給者、そして低所得世帯の乳幼児・子ども・妊産婦です。雇用や収入が上昇し、メディケイドの基準を超えた人には、12か月間の限定的支援「トランジショナル・メディケイド」が提供されます。州の選択肢として、比較的高収入でも医療費が多額な人向けに「医療的に必要な人」向けメディケイドもあり、これらは「スパンドダウン」すなわち所得を医療費で削減して基準を満たす必要があります。
提供サービス
ミシガン州メディケイドでは、入院・外来医療、X線・検査、介護施設、在宅医療、医師の診療(歯科・外科含む)、家族計画サービスと用品、地方の診療所・連邦認定健康センター、医療搬送、認定小児看護師・助産師・ファミリーニューラプラクティショナーによるサービスなどがカバーされます。また、21歳未満の若者向けに「早期・定期的なスクリーニング・診断・治療(EPSDT)」も提供されます。
任意の追加サービス
州が選択できる任意サービスは約33項目あり、ミシガン州はそのうち24項目をカバーしています。対象となるのは処方薬、歯科治療・義歯、足病学、検眼・カイロプラクティック、診療所サービス、ホスピスケア、理学・作業・言語療法、眼鏡・補聴器・義肢などです。また、21歳から65歳までの成人に対する入院精神科サービスや、発達障害者向けの中間ケア施設サービスも含まれます。
