ICD-9 コードの構成と使用方法
ICD-9コードの構造
ICD-9コードは5桁で構成され、最初の3桁が疾患の大分類を示し、続く小数点以下1桁がサブカテゴリ、最後の1桁がさらに細分化されたサブクラスです。例:715 は「変形性関節症」、715.1 は「局所性原発性変形性関節症」、715.14 は「手の局所性原発性変形性関節症」です。
第1巻:疾病・傷害のタブラーリスト
第1巻はコードを数値順に掲載し、17章に分かれています。各章は3桁カテゴリの範囲をカバーし、身体系統や疾患群ごとにまとめられています。章内はさらにセクションに分割され、各カテゴリの下にインデントされたサブカテゴリとサブクラスのコードと説明が記載されています。一部のカテゴリには第2巻にない追加のコーディング指示が含まれます。
付録にはがんの形態や産業事故の種類など、コーダーの参考になる情報が掲載されています。また、Vコード(診療目的が疾患以外のケース)とEコード(外傷や中毒の原因を示すコード)という特殊なアルファベットコードも収録されています。
第2巻:疾病・傷害のアルファベット索引
第2巻は医療用語をアルファベット順に並べ、対応するコードを添えています。単語単位ではなく文字単位で並べ替えられ、医師の診断書やカルテに記載された用語をまずここで検索します。コードは第1巻と同様のカテゴリ構造で示され、サブカテゴリはインデントされた形で表示されますが、最終的なコードの確認は第1巻で行います。
さらに、Eコード(中毒原因や外傷原因)もアルファベット順に別表として掲載されています。
第3巻:手術・処置のタブラーリストとアルファベット索引
第3巻は疾病コードではなく、医療処置コードを取り扱います。処置コードは4桁で構成され、タブラーリストでは関与する身体系統別に配置されています。外来診療で使用される別の処置コード体系とは異なり、入院患者向けの請求書に記載されます。
