保証人(支払責任者)

保証人とは、医療費の支払い義務を負う人のことです。成人の場合、原則として各自が自分の医療費を負担します。たとえば、夫の保険に加入している妻でも、保険がカバーしない金額は妻本人が支払うのが基本です。例外として、裁判所が別途決定するケースもあります。

保険会社の役割

保険は「必要な医療費の全部または一部を負担する契約」です(Marie Moisio著)。保険に加入していても、患者は自己負担分(コペイやデダクティブ)を支払う必要があります。コペイは診療ごとの固定額や割合で、デダクティブは年額で保険が支払を開始する前に患者が負担する金額です。これらは通常、診療と同日に支払われます。

未成年の子どもの医療費

親が未婚・離婚の場合、子どもの医療費の支払責任は分かりにくくなります。離婚判決書や裁判所の命令で、どちらの親が医療費の負担者かが指定されることが一般的です。特別な指示がない場合は、子どもが居住している親が支払責任を負います。医療機関は原則として裁判所の文書がない限り、来院した親に支払いを求めます。

後見人の場合

後見人がいる場合も、未成年の子どもと同様に裁判所の命令が必要です。成人は原則として自分の医療費を支払いますが、財政的責任を他者に委任した書面がある場合は、その委任先が支払います。医療決定権と財政的支払責任は別物であることに注意してください。