メンタルヘルスクリニックのスライド料金制度の設計方法
スライド料金制度は、患者の支払い能力に応じて診療費を割引する仕組みです。低所得者のメンタルヘルスケアへのアクセス向上や、米国保健福祉省が定める国立保健サービス団(National Health Service Corps)奨学生などの政府ローン返済プログラムへの参加要件にもなります。制度の設計には計画と労力が必要ですが、最も支援を必要とする患者に大きな利益をもたらします。
手順
連邦貧困基準に基づいて料金を設定します。貧困線以下の患者は無料、貧困線上の患者は名目上の料金を請求することができます。
料金を段階的に引き上げます。例えば、貧困線の125%の収入の患者には最大75%の割引、150%の患者には最大70%の割引、といった具合です。収入が200%になると全額料金を適用するか、全額になるまで段階的に上げ続けます。
適格性の確認基準を決めます。申請書の提出と収入証明(給与明細や確定申告書)を求めることが一般的です。また、無料・低価格給食プログラム、社会保障障害年金、低所得世帯への一時的支援(TANF)などの公的支援プログラムに参加していれば自動的に適格とすることもできます。初回は仮の適格とし、次回の来院時に再度証明を提出させることも可能です。
再評価のプロトコルを設定します。年1回または半年に1回の収入再評価が適切です。スライド料金ポリシーには再評価期間を明示し、収入変動があった場合は患者に事前に通知するよう求めます。
患者への周知です。スライド料金ポリシーは待合室の目立つ場所に掲示し、郵送やウェブサイトでも案内します。全患者に制度変更を通知し、申請の機会を提供します。
記録の管理です。患者の申請書や財務情報は機密として慎重に取り扱い、無料・低価格診療も通常診療と同様に記録します。
