プライマリとセカンダリの健康保険の適用を決める方法

プライマリ(主たる)保険とセカンダリ(従属)保険を併用することで、自己負担額を減らすか、完全にカバーできることがあります。2つ以上の保険に加入している家庭は、保険会社が定めた特別なルールに従う必要があります。1950年代に夫婦共働きが一般化したことがきっかけで、米国ではこのルールが整備されました。1974年の雇用者退職所得保障法(ERISA)では、子どもの保険適用を決める「誕生日ルール」が導入されましたが、例外規定もあり、実務はやや複雑です。

必要な情報

  • 保険契約者の誕生日
  • 親権協定・裁判所命令
  • 保険契約者の勤続年数
  • 保険契約者の現在の雇用状況
  • 保険の種類(団体保険、個人保険、Medicaid、VA)

保険適用を決める手順

  1. まずは自分の医療費を自分の保険に請求します。自分の保険がプライマリ(主たる)保険です。配偶者の保険は配偶者にとってプライマリです。ただし、本人の保険が Medicaid や VA で、配偶者が雇用主提供の保険に加入している場合は、配偶者側の保険がプライマリとなります。

  2. 夫婦のうち、誕生日が先に来る方を基準にします。子どもの医療費は、誕生日が早い親のプライマリ保険に請求されます。例:A氏の誕生日が 1月21日、B氏が 10月14日の場合は、1月21日の親の保険がプライマリです。

  3. 離婚または別居している場合は、子どもの実際の保護者(custodial parent)の保険にまず請求します。裁判所の命令で別の親が主たる保険の責任を負うと指定されている場合は、その指示に従います。

  4. 片方が退職者で、もう一方が現役雇用者の場合は、現役雇用者の保険がプライマリになります。誕生日が同じ場合は、同一雇用主での勤続年数が長い方が優先されます。COBRA 保険よりも現職の団体保険が優先され、同日であれば保険開始日が早い方がプライマリです。

  5. 保険請求はまず団体保険(グループ保険)に送ります。団体保険は個人保険、Medicaid、VA のいずれよりもプライマリとみなされます。

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