メディケアの種類と選び方
メディケアとは
米国の市民で65歳以上、あるいは特定の障害を持つ方はメディケアの対象です。また、末期腎不全で透析が必要な患者も対象となります。メディケアに加入したら、自身の健康状態や財政状況、医師の利用可否、保険のカバー範囲の抜け穴などを考慮し、最適なプランを選ぶことが重要です。
基本メディケア(パートA・B)
基本プランは2つのパートに分かれます。
- パートA(病院保険):入院費や施設ケアをカバーします。多くの受給者は、勤務期間中に支払った保険料により月額費用が免除されます。
- パートB(医療保険):医師の診療費、外来サービス、限られた在宅医療、予防医療などを対象とします。2023年の標準保険料は月額約$164で、所得が一定以上(個人85,000ドル超、夫婦170,000ドル超)の方は追加料金がかかります。
メディケア・アドバンテージ(パートC)
民間保険会社が提供するパートCは、メディケアが認可したプランです。州ごとに内容が異なり、以下のような選択肢があります。
- 健康維持組織(HMO)
- 選択的提供者組織(PPO)
- 医療貯蓄口座(MSA)プラン
- 個別料金制(Fee‑for‑Service)プラン
- 特別なニーズを持つ患者向けプラン
ネットワーク外の医師や施設は、緊急時や緊急性が高い場合を除き、カバーされないことがあります。加入は原則1年単位で、加入期間は年に決まった窓口期間に限られます。
メディケア・パートD(処方薬プラン)
パートDは処方薬の保険です。パートAまたはパートBに加入していることが前提条件となります。パートDには主に2種類があります。
- メディケア・処方薬プラン(PDP):パートA・Bに加えて薬剤費をカバーします。
- メディケア・アドバンテージ・プラン内の薬剤カバー(MA‑PDP):パートCに組み込まれた薬剤保険です。
プランごとに対象薬剤や自己負担額が異なるため、加入前に詳細を確認してください。
