コードカート(クラッシュカート)の備品整理手順
コードカート(コードカート)を整理するには、米国心臓協会(AHA)が定めた「高度心肺蘇生(ACLS)」の流れを理解することが重要です。ほとんどの医療施設に設置されているコードカートは、5、7、または9段の引き出しで構成され、生命を脅かす緊急事態に対応するための備品が収納されています。病院内の戦略的な場所に配置され、医療従事者がすぐに取り出せるようにし、定期的に在庫確認と補充を行う必要があります。
必要な備品
- コードカート本体
- 気道確保器具(新生児、乳児、成人)
- マクギルフォーセプト(大小)
- 鼻カニュラ(新生児、乳児、成人)
- 100%ノンリブリーダーマスク(新生児、乳児、成人)
- 蘇生バッグ(新生児、乳児、成人)
- 血圧計カフ
- 吸引カテーテル
- 喉頭鏡ハンドルとブレード
- 気管チューブ(新生児、乳児、成人)
- 圧力カフ
- CO₂検知器
- 小児・成人用挿管キットの電球、電池、ガイドワイヤー
- IV開始パック
- 1000 ml 生理食塩水バッグ
- IVチューブ、乳児用ブロトロール
- アンジオカテーテル(22、20、18ゲージ)
- 1 ml シリンジ
- 3 ml シリンジ
- 20 ml シリンジ
- ガーゼ
- 滅菌手袋(3サイズ)
- アルコール綿
- 懐中電灯
- 導電ジェル
- 心電図ボード
- 除細動器と電極パッド
- 聴診器
- 吸引容器とチューブ
- 酸素タンクとレギュレータ
- 薬剤(施設ごとに異なる):
- アスピリン 325 mg
- ニトログリセリン舌下錠 0.4 mg
- デキストロース 50% 50 ml(アブオジェクト)
- ナロキソン 1 mg(アンプ)
- エピネフリン 1 mg(1:10,000)
- アトロピン硫酸塩 0.1 mg/ml
- リドカイン 100 mg
- EpiPen(エピペン)
- EpiPen Jr.(体重30 kg未満の小児用)
- ソルメドロール 125 mg バイアル
- ベナドリル 50 mg バイアル
- ペプシド 20 mg バイアル
整理手順
- ステップ 1: 薬剤は上段(場合により2段目)に配置し、ACLSで使用する薬を投与順に並べます。バーコードスキャナーが備え付けられている場合は、シリンジにバーコードを貼付します。
- ステップ 2: 次の引き出しは成人用挿管用品です。左から順に、気管チューブ、気道確保具、圧力カフ、CO₂検知器、喉頭鏡ハンドル、フォーセプト、ガイドワイヤー、電球、ブレード、電池を配置します。施設によっては、これらをまとめた挿管キットをカート上部に置くこともあります。
- ステップ 3: 次の引き出しは滅菌用品です。滅菌手袋(3サイズ)、ガーゼ、テープ、アルコール綿、各種シリンジ・針、導電ジェル、注射用生理食塩水などを入れます。施設固有の備品(リハビリや整形外科用)もここに収納します。
- ステップ 4: 小児・乳児用の挿管・医療用品を同様の配置で整理します。気管チューブ、蘇生バッグ、血圧カフ、吸引カテーテルに加え、マスク、カニュラ、電極、単回使用小児薬を入れます。
- ステップ 5: 次の引き出しは静脈路確保・採血用品です。IVカテーテル、シリンジ、検体管、テープ、止血帯を収納します。
- ステップ 6: 最後の引き出しにはIV溶液、IVチューブセット、外科キット、その他雑貨を入れます。
- ステップ 7: カート外側には左側に酸素タンクとレギュレータ、背面に心電図ボード、上部に除細動器を配置し、使用しやすい位置に保ちます。
