EMTになるために必要なトレーニングとは?

EMT(救急医療技術者)は、医師や看護師ほどの長期的な教育は不要ですが、救急が必要な患者に対応できるようになるために、講義・実技・資格取得のプロセスを経る必要があります。にもかかわらず、平均年収は約27,000ドル(約300万円)と低めです。

必要な正式な訓練

EMTになるには、まず高校卒業(またはGED)を取得する必要があります。訓練は「基礎」「中級」「救急救命士」の3段階に分かれ、レベルが上がるほど講義内容は高度になり、実技時間が増えます。たとえば中級レベルでは、350時間程度の実習が求められます。

資格取得と免許

米国の全50州で、EMTは州の免許を取得しなければ緊急医療を提供できません。免許取得の要件は州ごとに異なりますが、通常は各レベルの講習修了後に筆記試験と実技試験に合格する必要があります。基礎レベルでは血圧測定の手順を正しく実演できることが求められます。

キャリアの進展

EMTは2年ごとに継続教育を受け、資格更新を行う義務があります。この制度のおかげで、さらなる資格取得が比較的容易です。第3レベル(救急救命士)を修了すれば、救急救命士として働くことができます。また、EMTの経験を活かして看護師や医師を目指す人、救急指令センターのディスパッチャーや講師といった管理職に転身する人もいます。

勤務先の選択肢

EMTは病院の救急部門だけでなく、警察や消防といった公共機関でも採用されています。公的機関は民間の救急サービスや病院に比べて給与が高く、年金制度などの福利厚生も充実していることが多いですが、競争は激しくなります。

EMT業務に伴うリスク

米国労働統計局によると、EMTは感染症(例:B型肝炎)への曝露リスクが高く、また、膝をついたり、患者を持ち上げたりする肉体的負担も大きいです。精神的に不安定な患者への対応や、長時間・不規則なシフト(平均週50時間)も精神的ストレスの原因となります。

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