障害の心理評価で期待すべきこと
精神疾患や慢性うつ、 anxiety障害、学習障害などで働くことが困難になり、障害給付の申請が必要になると、心理的評価が行われます。正直に答えることは重要ですが、未知の厳しい検査に対する不安や緊張は、診察室に入る前から生じがちです。本稿では、評価で何が行われるかを紹介し、受診前の不安を和らげる手助けをします。
過去の履歴
個人の過去歴に関する質問が行われます。家族の精神疾患や学習障害、学歴・職歴、犯罪歴、精神的問題、薬物乱用歴などを詳しく聞かれます。医師は診断名や不具合の具体例(不安発作、記憶喪失、異常な敵意、混乱エピソードなど)を含めた詳細な医療歴を作成します。
現在の状態
日常生活に関する質問に答えます。服用中の薬やアルコール・薬物使用、住居状況、買い物・料理・掃除・請求書支払い・衛生管理が自立してできるかなどが評価されます。また、現在の就労状況や時間通りに出勤できるか、業務を遂行できるか、同僚と円滑に働けるかも問われます。図書館や公共交通機関での行動といった社会的側面も考慮されます。
検査
学習障害や知的障害が疑われる場合、IQテストが行われることがあります。簡単な足し算・引き算や、100から7ずつ引く逆数数え、クリスマスのプレゼントや前週の出来事など記憶力を問う質問が出ます。インデックスカードの整理、物の分解・再組立、電話番号検索など実務能力を測る課題もあります。障害の種類に応じて、ロールシャッハテストなどの心理・知的・身体検査が加えられることもあります。
人格評価
評価者は検査中の受検者の人格特性、態度、雰囲気を観察し、メモを取ります。検査中にうつ状態、緊張、苛立ち、敵意、あるいはリラックスや幸福感が現れるかどうかが記録されます。
