依存性格は神話―科学的根拠はない
依存性格の意味
心理学者で作家のニール・ニール博士は、依存性格という概念を「都合の良い神話」と呼んでいます。この考え方は、本人が依存をコントロールできないという意味合いを持ちますが、科学的根拠はありません。
一部の研究では、遺伝的に依存や強迫にかかりやすい人がいることが示唆されていますが、これが「依存性格」を意味するわけではありません。
根本的な問題
ニール博士は、依存性格は神話であるとしながら、アルコール依存者やワーカホリック、セックス依存者などの根底にあるのは「強迫的行動」だと指摘します。これは、主な恐怖に対処する手段であり、防衛機制でもあります。
過剰行動とその結果
依存治療の批評家であるスタントン・ピール氏は、アメリカ人は買い物、テレビ視聴、コンピュータゲームなど、さまざまな行動を「依存」とラベル付けしがちだと指摘します。真の依存は行動の過剰さではなく、その結果にあります。
12ステップの治療法は、問題に対して無力であると人々に信じ込ませ、依存性格という神話を助長するとピール氏は批判しています。実際には、過度の行動をコーヒー飲料や運動といった影響の少ない代替行動に置き換えることで、コントロールが可能です。
