統合失調症は重度の慢性脳障害で、現実と妄想・幻覚の区別が困難になるため、日常生活に大きな支障をきたします。

妄想

統合失調症の患者は、根拠のない強い妄想を抱くことが多いです。たとえば、近所の人が自分に毒を盛ろうとしていると信じたり、別の惑星の皇帝であると考えることがあります。

幻覚

主に聴覚幻覚が見られますが、視覚幻覚を経験する患者もいます。声が頭の中から聞こえるように感じたり、実際には話すことのできない物体から声が発せられることがあります。

話し方

患者は意味不明な韻を踏んだり、絶えず罵倒したりすることがあります。話題が次々に変わり、一貫性がなく、時には全く意味の通らない言葉を発することもあります。

行動

奇妙な行動が見られ、場違いな大笑いや、理由もなく他人に向かって叫ぶことがあります。繰り返し顔をしかめたり、奇怪な身振りをすることもあり、個人の衛生管理に対する関心が薄れることが多いです。

カタトニア

カタトニック型の統合失調症では、患者は全く反応しなくなります。自発的に動かず、外部から動かされた場合でもその姿勢を保ち続けます。

治療

抗精神病薬による投薬が主な治療法ですが、服薬を中断すると症状が再発しやすいです。そのため、心理療法や家族・支援者によるサポート体制を整え、継続的な治療を促すことが重要です。