緊張性統合失調症(カタトニック統合失調症)の治療法
統合失調症は、思考や現実感覚の障害、幻覚、奇異な行動などを伴う重度の精神疾患です。その中でも「緊張性(カタトニック)統合失調症」は、患者がほぼ動かなくなる「カタトニック・スタポール」や、逆に過剰に回転・手足をばたつかせる「カタトニック・エキサイトメント」など、極端な身体状態を示します。本稿では、緊張性統合失調症の一般的な治療法と、具体的な対応手順を解説します。
必要なもの
- 入院施設
- 鎮静剤
- 抗精神病薬
- 心理療法(個別・集団)
- 家族や介護者の支援
治療手順
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医療機関への緊急搬送
カタトニック状態の患者は自ら医療を受けられず、脱水・栄養失調・睡眠不足の危険があります。すぐに救急車を呼び、病院へ搬送してください。
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搬送時の安全確保
患者は動かされることに抵抗したり、恐怖から暴力的になることがあります。無理に動かすのではなく、医療スタッフに任せるのが安全です。
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病院での情報提供
患者の既往歴や現在・過去に使用した抗精神病薬・鎮静剤の情報をできるだけ詳しく伝えます。これにより医師は最適な治療計画を立てやすくなります。
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治療方針の説明と同意
医師は鎮静剤、抗精神病薬、心理療法、場合によっては電気けいれん療法(ECT)などの利点と副作用を説明します。家族は患者の過去の治療経験を踏まえて質問し、納得した上で治療に同意してください。
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退院後のフォロー
処方された薬を規則的に服用させ、定期的な心理療法に参加させます。また、食事・水分・睡眠・衛生管理をサポートし、必要に応じて医療機関での再評価を受けさせます。
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家族・友人の支援
継続的な情緒的サポートは回復を大きく促進します。患者が社会復帰できるよう、日常生活の手助けや励ましを忘れずに行いましょう。
