統合失調症の原因は何か?

統合失調症とは

統合失調症は世界人口の約1%が罹患する慢性の精神疾患です。正確な原因はまだ解明されていませんが、遺伝的要因と環境的要因が複合的に関与していると考えられています。

遺伝的要因

家族に統合失調症の既往がある人は、発症リスクが高くなります。研究では複数の遺伝子が関与していることが示され、血縁が近いほどリスクが上昇することが分かっています。ただし、遺伝だけで発症が決まるわけではなく、他の要因との相互作用が重要です。

環境的要因

環境要因も重要な役割を果たします。主な要因は以下の通りです。

  • 妊娠中の有害物質への曝露や母体の栄養不足など、胎児期の影響。
  • 子どもの頃の身体的・情緒的・性的虐待などのトラウマ。
  • 仕事喪失、離婚、転居などの大きなストレス。遺伝的に素因がある人は、こうしたストレスが発症の引き金になることがあります。

これらの要因は単独で作用することは稀で、遺伝的素因と環境的ストレスが組み合わさることで統合失調症のリスクが高まります。

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