タトゥーやピアスの健康リスクとは?
タトゥーやピアスは何千年もの歴史を持ち、現在では米国の人口の約4割がタトゥー、15%がピアスをしています。しかし、この「ボディアート」産業は政府による規制がなく、リスクを理解したうえで選択することが重要です。
細菌感染
- タトゥーやピアス施術中、または完全に治癒する前に細菌感染が起こることがあります。報告されている主な細菌は、ブドウ球菌、梅毒、毒素ショック症候群、性器潰瘍、破傷風、ハンセン病、結核などです。多くは軽度の皮膚感染で自然に治りますが、稀に重篤で致命的なケースもあります。
ウイルス感染
- タトゥーやピアスによるウイルス感染例として、HIVや各種肝炎が報告されています。これらは汚染された針や、作業台・取っ手などの表面から感染することがあります。
アレルギー反応
- 皮膚刺激、蕁麻疹、肉芽腫、リンパ節腫脹、偽リンパ腫、サルコイドーシスなどが起こり得ます。タトゥーの場合はインクの色素やキャリア、ピアスの場合は使用金属が原因になることがあります。
がんリスク
- タトゥーの範囲内で皮膚がんが発生し、境界外に広がるまで気付かれないケースがあります。水銀・カドミウム系色素が皮膚がんと関連付けられ、報告されたがんは悪性黒色腫、扁平上皮がん、基底細胞がんです。
その他の有害影響
- タトゥーのインク粒子を包む肉芽腫ができることがあります。また、インクに金属成分が含まれるとMRI検査が困難になる場合があります。除去時は瘢痕やインクが有害物質に分解され、腎臓や肝臓に負担をかけるリスクがあります。
予防策
- 使い捨ての針やインクトレイを使用し、店舗が適切に許可を受けているか確認しましょう。タトゥーは定期的に皮膚の変化をチェックし、がんの早期発見に努めてください。飲酒や薬物の影響下での施術は避けるべきです。
