糖尿病アウトリーチプログラムの概要

糖尿病は予防や適切な管理が可能な、生命に関わる疾患です。情報や資源が不足している地域では、アウトリーチプログラムが実施され、予防や治療に関する知識が提供されています。これらのプログラムにより、生活習慣や食事の改善が促され、患者の生活の質が向上します。

National Diabetes Education Program(NDEP)

米国国立衛生研究所(NIH)と疾病予防管理センター(CDC)が共同で支援するNDEPは、糖尿病の予防・進行遅延、合併症や死亡リスクの低減を目的としたアウトリーチプロジェクトです。主な活動は、糖尿病の深刻さに対する公共の認識向上、生活習慣の改善、自主管理の推進、医療政策の提言です。対象は糖尿病患者とその家族、特に少数民族などリスクが高い人々、医療従事者、地域保健スタッフです。

所在地:Bethesda, MD 20814
電話:301‑496‑3583
ウェブサイト:yourdiabetesinfo.org

Appalachian Diabetes Control and Translation Project(ADCTP)

米国東部のアパラチア地域に住む高リスク集団を対象に、糖尿病の影響を最小化することを目的としたプロジェクトです。CDCの「Diabetes Today」モデルを活用し、疫学的支援や地域リーダーによる統計収集、コミュニティベースの予防・管理策の策定を支援します。参加州はバージニア、テネシー、ニューヨーク、サウスカロライナ、ノースカロライナ、オハイオ、ミシシッピ、ペンシルベニア、ウェストバージニア、メリーランド、ケンタッキー、アラバマ、ジョージアの13州です。

アパラチア地域の人口は約2300万人で、全国平均の20%に対し、42%が農村部に住んでいます。山岳地帯のため交通・医療・教育のアクセスが限られ、住民は孤立しがちです。

電話:1‑888‑232‑6348
ウェブサイト:cdc.gov/diabetes/projects/appalachian.htm

Project DIRECT(Diabetes Intervention Reaching and Educating Communities Together)

ノースカロライナ州保健福祉省公衆衛生部、CDC、ウェイク郡ヒューマンサービス、ラレイ市東南部のコミュニティが連携し実施するデモンストレーションプロジェクトです。対象はラレイ市東南部に住むアフリカ系アメリカ人コミュニティで、州全体、全国レベルでの糖尿病予防・管理プログラムの開発・実施を目指しています。Project DIRECTは、リスク要因の低減、糖尿病患者の早期発見、医療の質向上に貢献する最大規模の地域プログラムです。

所在地:Mail Service Center 1915, Raleigh, NC 27699
ウェブサイト:cdc.gov/diabetes/projects/direct.htm

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