MRSAとブドウ球菌感染症を防ぐ実践ガイド
「ブドウ球菌(Staph)」「MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)」という言葉は、過密な病院や不十分な医療を連想させますが、実は多くの人が皮膚に常在し、ほとんどの場合は無害です。傷口が開いていると、ブドウ球菌が感染し、膿瘍(にきびのような膨らみ)を引き起こすことがあります。通常は自然に治りますが、抗生物質に耐性を持つMRSAは治りにくく、重症化しやすいです。どちらの感染も、基本的な衛生管理と適切なケアで予防できます。
全ての創部を覆う
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公衆衛生の観点から、すべての人がブドウ球菌の保菌者であると考えるべきです。開放創は大量の滲出液(血液や膿)を伴い、そこに高濃度の細菌が含まれます。清潔で乾燥した包帯で創部をしっかり覆うことで、細菌の拡散を防ぎます。
手洗い
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医療現場の基本中の基本です。自分が傷ついていなくても、手についたブドウ球菌やMRSAは他人の傷口に移ります。手袋は装着者を守りますが、接触相手を守ることはできません。こまめに石鹸と流水で手を洗い、子どもの手洗いも徹底することが最も効果的です。
非多孔質接触面の消毒
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テレビのリモコンやスマートフォン、ヘアブラシなど、表面が滑らかで水が染み込まないものは細菌が付着しやすいです。これらは塩素系ウェットティッシュや希釈漂白剤で定期的に拭き取り、特に高齢者や免疫低下者が触れる前に清掃しましょう。
全ての布製品の消毒
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タオル、衣類、シーツなどの吸水性が高い布は細菌の温床になります。使用前後は必ず高温(60℃以上)で洗濯し、可能であれば漂白剤を加えてください。洗濯機の高温はMRSAやブドウ球菌を死滅させます。乾燥機は高温設定で完全に乾かすことが重要です。
以上のポイントを日常的に実践すれば、ブドウ球菌やMRSAの感染リスクを大幅に低減できます。
