乳児に対するCPRの目的は何ですか?
状況の評価
まず、現場が安全かどうかを確認し、自分と乳児の安全を確保します。その後、乳児が反応するか、呼吸しているか、脈があるかを判断します。皮膚の色や咳・むせの有無も観察します。
手技の選択
窒息している乳児への対応は、以下の手順で行います。
- 環境確認:周囲に何が詰まっているか手がかりを探します。
- 気道の状態:青ざめて泣けない・咳が出ない場合は完全閉塞、むせや軽い咳が出る場合は部分的閉塞です。
- 救助要請:乳児が反応しない、または自力で異物を除去できない場合はすぐに救急(911)を呼び、他の人に連絡を依頼します。
- 背部叩打法:乳児を腕の上にうつ伏せにし、頭を体より低く支え、肩甲骨の間に5回強く叩きます。
- 胸部圧迫:乳児の胸骨(乳首の間)に人差し指と中指の2本で圧迫します。
蘇生
蘇生の際もまず現場と被害者の状態を確認し、救助要請を行います。気道を確保し、呼吸がない場合は胸が上がる程度の優しい人工呼吸を2回行います。その後、循環が確認できない場合は胸部圧迫を30回(1秒間に2回)行い、続けて人工呼吸を2回行います。循環が回復し呼吸が正常でない場合は圧迫を中止し、3秒ごとに人工呼吸を続けます。
