CPRの欠点とリスク

米国赤十字社などの団体が一般市民に対し、緊急時に命を救う心肺蘇生法(CPR)の技術を教えています。CPRは生存率を高める可能性がありますが、正しい訓練を受けていない場合や理解が不十分なまま実施すると、さまざまな問題が生じることがあります。

肋骨への損傷

胸骨の中心で両手を重ねて圧迫する際、適切な力と速度で行っても、被救助者の肋骨が折れる可能性があります。

気道への損傷

意識を失う前に硬いキャンディなどの異物で窒息していた場合、胸部圧迫だけでは異物が除去できません。救助者が胸の動きを確認しながら人工呼吸を行わないと、異物が食道へ移動し気道を損傷する恐れがあります。

感染症リスク

CPR中に血液、嘔吐物、唾液が口から飛び出すことがあります。適切な手袋やフェイスマスクがない場合、感染症の伝播リスクは低いものの、見知らぬ人の体液に接触する際は注意が必要です。

救助者の疲劣

CPRは体力を消耗します。救急隊が到着するまでに救助者が疲労すると、圧迫の質が低下し、効果が減少します。AEDが使用できるまで、できるだけ正確に続けることが重要です。

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