COPD(慢性閉塞性肺疾患)について知っておくべきこと
COPDとは
慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、呼吸がしにくくなる深刻な肺の病気です。主に喫煙や大気汚染、その他の環境因子による肺へのダメージが原因です。
病態の進行
COPDは進行性の疾患で、時間とともに症状が悪化します。肺の損傷は不可逆的ですが、病気の進行を遅らせ、症状を軽減する治療法があります。
罹患率
米国では約1600万人がCOPDと診断されており、慢性疾患による死亡原因の第3位です。
主な症状
- 息切れ
- 喘鳴(ぜんめい)
- 咳
- 痰の増加
- 胸部の圧迫感
- 倦怠感
- 体重減少
リスク要因
最も大きなリスクは喫煙です。その他の要因は以下の通りです。
- 大気汚染
- 受動喫煙
- 粉塵・煙・化学物質への職業的曝露
- 喘息や他の呼吸器疾患の既往歴
診断方法
診断は以下の検査を組み合わせて行います。
- 身体診察
- 病歴の聴取
- スパイロメトリー(呼吸機能検査)
- 胸部X線やCTスキャンなどの画像検査
治療法
根治はありませんが、症状緩和と進行抑制を目的とした治療があります。
- 気管支拡張薬
- ステロイド薬
- 抗生物質(感染がある場合)
- 酸素療法
- 肺リハビリテーション
予防策
最も効果的な予防は喫煙しないことです。喫煙者はできるだけ早く禁煙しましょう。その他の予防策は次の通りです。
- 受動喫煙を避ける
- 大気汚染への曝露を減らす
- 粉塵・煙・化学物質を扱う際は防塵マスクを着用する
- 定期的な運動を行う
- バランスの取れた食事を心がける
まとめ
COPDは重篤な疾患ですが、適切な治療と生活習慣の改善で管理可能です。症状が疑われる場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。
