CPAPと酸素療法の違い:睡眠時無呼吸症候群への正しい理解

CPAPとは

CPAP(Continuous Positive Airway Pressure)機は、睡眠時無呼吸症候群の治療に用いられる医療機器です。マスクを通じて加圧された室内空気を気道に送り込み、睡眠中に気道が閉塞するのを防ぎます。供給される空気は、単に圧縮された「室内空気」だけで、酸素濃度は通常の大気と変わりません。

酸素療法とは

酸素療法は、鼻カニュラやマスクを用いて医療用酸素を直接患者に供給する治療です。慢性閉塞性肺疾患(COPD)や肺炎など、体内で十分な酸素が確保できない状態に対して行われます。使用される酸素は医療グレードで、純度は95%以上と高濃度です。

CPAPと酸素療法の違い

要するに、CPAPは「加圧された普通の空気」を提供し、気道を開いたままに保つことが目的です。一方、酸素療法は「高濃度の酸素」を補給し、血中酸素濃度を上げることが目的です。そのため、CPAPの空気は酸素そのものではなく、酸素療法とは別物です。

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