救急医療サービス(EMS)が確認する主な兆候とは?
バイタルサイン
バイタルサインは体内の状態を外部から示す指標です。脈拍、呼吸、皮膚の色・温度、瞳孔の反応、血圧などが含まれます。最初に測定した後も、定期的に測定し、変化や悪化の兆候を把握します。
脈拍
脈拍は1分間に心臓が拍動する回数です。成人の正常範囲は60〜100回/分です。脈拍が全くない場合は致命的な心停止の可能性があります。
呼吸と肺音
呼吸は胸の上下動で確認でき、生命のサインです。成人の正常呼吸数は12〜20回/分です。肺から聞こえる音(いびき、ぜん鳴、ゴロゴロ音、鳴き声など)は呼吸障害を示します。
皮膚の状態
皮膚の温度・色・状態は循環状態を示します。皮膚の色はピンク、蒼白、青白、赤、黄、斑点などがあります。温度は冷たい、湿った、乾いた、熱いなどで、いずれも患者の状態を示すサインです。
瞳孔
瞳孔は光の量に応じて収縮・拡張します。光反射、サイズ、左右対称性を確認します。光に反応しない、常に収縮・拡張、または不均等な状態は異常を示します。
血圧
血圧は血液が血管壁にかかる圧力です。成人の正常範囲は収縮期90〜150 mmHg、拡張期60〜90 mmHgです。血圧の上昇や低下は疾患のサインです。
